おじいちゃん先輩社員の宝物、機械式懐中時計

おじいちゃん社員の宝物

今は交流が無くなってしまいましたが、昔良くしてくださった方に、アメリカ帰りの先輩社員がいました。その方は、ご家族で渡米されていた様子で、大学もワシントンの大学を卒業していたとのことです。私は海外在住の友達はいなかったので、その方の話を良く聞いたものでした。

機械式の懐中時計を語ってくれた

そのおじいちゃん先輩社員、ある時に面白い話をしてくれました。その方の持っていた懐中時計のことです。その懐中時計は、実に古い機械式、いわるゆゼンマイ式の時計でして、工業製品と言うよりは、工芸品と言った趣のあるものでした。

そして、その方は、その時計について教えてくれました。

聞いてみると、どうやらその時計は、その方の叔父さんに当たる人から受け継いだものだとのことです。私は、その年代に関して聞いた時、非常に驚きました。と言うのも、その時計が製造されたのは、エジソンが蓄音機を発明した時代にあたるからです。

時計職人のメンテナンス

時計について教えてくれたのは、メンテナンスについてもでした。

当然ながら、昔の時計です。こまめな手入れとメンテナンスを欠かしてはいけません。掃除もさることながら、細かい修理などもです。

昔の時計のメンテナンスと言うと、今の流通している部品などは使えないのじゃないか、と言う不安感がありましたが、その方は面白いことを言ってました。と言うのも「時計職人は部品から作る」とのことです。

現存してない部品は作ってしまえばいい、と言った発想です。

素晴らしきクラフトマンシップ

クラフトマンシップという言葉があります。日本語で言う「職人気質」と言ったニュアンスの言葉です。

その方は、時計を見ながら言ってました。

「時計職人がまだ居るってのは嬉しいねえ。」

私も非常に同感の思いでした。

パテックフィリップの高級腕時計は、世界中のセレブから愛されており、国内にも多くのコレクターがいることが分かっています。