
また、今回の発表された製品は、主にコンシューマ向けの遊び心いっぱいのLibrettoff1100と、主にビジネスユースにも用いることができる比較的安価なLibrettoff1050の2機種が用意され、同時に2機種が発表されたのが特徴です。
![]() |
| Libretto ff1100 |
|---|
| CPU | MMX-Pentium/266MHz |
| L2キャッシュ | 512KB |
| メモリ | 64MB (最大128MB) |
| ディスプレイ | 7.1型TFT液晶(800x480ワイド 1677万色表示)
NeoMagic128XD ビデオRAM:2MB |
| HDD | 3.2GB (8.45mm厚) |
| その他特徴 | 35万画素C-MOS CCDカメラ(scoopy)搭載 |
| リモコン(i.Shuttle)標準装備 | |
| スマートメディアドライブ搭載 | |
| 56K(K56flex,V90)モデム搭載 | |
| 物理的形状 | 221x132x(29.8〜32)mm 980g |
○良い点長所・短所など
私の感想としては以下のようになります。
・コンシューマを意識したコンセプトモバイルPC。
・取り外し可能なカメラ(scoopy)搭載。mpeg4動画が撮影できる。顔認識できる。
・自由にカスタマイズできるリモコン(i.Shuttle)搭載。操作の幅が広がる。
・スマートメディアスロット搭載。デジカメとの連携が容易に
・Libretto100同様の高発色TFT液晶
・USBを本体に内蔵
・外部ディスプレイ端子も本体に内蔵
・HDDは8.45mm。大容量化が可能
・キーピッチはSSと同じ15ミリ。
・L2キャッシュは512KB
・メモリ容量64MB(最大128)現状の最適容量?
・PCカードスロットは左側
・リブポイントは軽くかなり使いやすい。
×残念な点
・サイズはLibretto100相当。ちょっと重くなった。
・SVGA化は今回も見送り。
・ポートリプリケータ廃止。PCカード2枚挿せない代用はUSBへ
△人によるけど
・モデム内蔵。モバイル用途では携帯電話やPHSインターフェースの方が?
・オプションFDDはUSB。ブート可。
・スケルトンキーボード採用。かっこいいけど操作性はどうか?
・起動時間は付属ソフトが多いため、45〜60秒程度。
写真と感想
![]() |
閉じたときはこんな感じ。Libretto100のサイズにSSのデザインを取り入れたような感じでしょうか。 私の手では片手では持てず、立っての使用はきついかな、という印象です。 |
![]() |
右側には新採用、世界初のスマートメディアスロットが搭載されました。 他にもモデムとリモコン接続端子・リセットボタンが右側にあります。リモコンはUSBで接続されますので、ホットプラグOKです。 |
![]() |
裏面には赤外線・音声入力/出力・USB・外部ディスプレイ端子が装備されました。音声端子はノーマルな3.5φの端子が使用できます。 カメラは取り付けたままで180度の回転が可能です。いかがわしいことに使用してはなりません。 |
![]() |
キーボードはSS1000/1010と互換です。ただし、スケルトンになりました。 写真で見る限り、使い勝手は悪くないでしょう。カラーバージョンへの交換も可能です。
キーボードの前にあるボタンはscoopyで写真を撮るためのシャッターボタンです。シャッターボタンは全部で4系統使用可能です。 |
![]() |
今回の最大の特徴、リモコン(i.Shuttle)です。漢字表示が可能な3段の液晶画面のほか、電源・シャッター・モード選択・ボリューム/アプリ切り替え・PLAYのボタンがあります。 対応アプリが次第に増えてくればモバイル環境は大きく変わることでしょう。 i.Shuttle活用ページを作りました。こちらからどうぞ。 |
![]() |
新採用のカメラ(scoopy)です。35万画素C-MOS CCDカメラで、静止画の他、mpeg4動画の撮影も可能です。(1GBで3時間だそうです) カメラは1mのケーブルで分離できますので、色々な撮影が可能でしょう。 もちろん、ビジネスシーンでの取り外しもOKです。 |
顔認識ソフト。顔を登録しておくと、指定アプリを起動して音を鳴らしたりメッセージを表示させることが出来ます。
また、自動的に顔に変装を加える遊びもできます。
MPEG4再生ソフト。インターネットからダウンロードしながらスムーズにビデオ再生できます。
360度パノラマ静止画や360度パノラマ動画(QuickTime)を作成できます。
VideoBrush Panoramaは後で動画からパノラマ動画を編集できるソフト。
リモコン操作で本体に内蔵されたマイクでWAV録音できるソフト。標準音質と高音質を選択することが出来ます。
ただし、mp3のエンコーダは搭載されていません。フリーソフトや低価格なシェアウェアで提供されているものも多いので、そういうソフトを使いましょう。
以前からおなじみ、「東芝PCのお守り」東芝音声システムです。
ただ、今回からは「おまけ」とは言わせません。今回から音声合成(TTS)だけでなく、音声認識もサポートされています。
さらに、受信メールをリモコン操作だけで音声合成して読み出す機能(※)や、ソフト起動を音声でできるソフトなど搭載しており、大幅にバージョンアップしています。
(※ ただし対応メーラーはMAPI連携可能なOutlookやExchangeなどのみ)
![]() |
| Libretto ff 1050 |
|---|
同時に廉価版のLibretto ff 1050が発表されました。
こちらはff 1100からカメラ・スマートメディアスロット・モデムを省き、リモコンはオプション、液晶はVGAサイズのSTN液晶を採用することで、予想市販価格13万円台という、高性能WincowsCE機と競合できる価格帯にまで引き下げたのが特徴です。
STN液晶はff1100の写真と比べてみると分かるのですが、やはり少々輝きに乏しいところはあります。
ただ、視認性はそう悪くないと感じました。私としては書き換えスピードはやはり少々気になりました。
| CPU | MMX-Pentium/233MHz |
| L2キャッシュ | なし |
| メモリ | 32MB (最大96MB) |
| ディスプレイ | 6.0型STN液晶(640x480 1677万色表示)
NeoMagic128XD ビデオRAM:2MB |
| HDD | 3.2GB (8.45mm厚) |
| 物理的形状 | 221x132x(29.8〜32)mm 900g |
![]() |
→東芝PCグレードアップセンターでは新しいサポートサービスとして、スケルトンキーボードへのアップグレードサービスを始めました。
ffシリーズで交換できるキーボードの色は左の写真の6色。 他にもオリジナルシールでのカラーリングサービスやHDD交換サービスの適用を受けることが出来ます。 |
CardBUS対応だが、ZVは非対応。マイクロソフト系とシステムソフトCardWizard系があり統一が図られていないため、手を出すのは危ないと判断した。
東芝製8.45mm厚、3.2GB。U-DMAは非対応。
特に定めていない。モバイルエンターテイメントなので、「フォルテシモ」や「ファンタジー」をイメージした。
現在のところ、海外での発売は計画していない。
東芝音声システムについては、音声認識も含めてすべて自社開発。
海外ではよく使われるのだが、国内ユーザには受けはよくないようだ。(机に平置きすることが多いため)
そのため本体内にUSB・外部ディスプレイ端子を内蔵しポートリプリケータは廃止した。
現状の一般的なLibrettoの使い方では、携帯電話やPHSよりも、自宅でモデムを使う方が多いと判断した。
今までと同様、NEC製コントローラを用いている。
→相性問題があるようなので、検討していただくよう要望
基本的には本体と一体なので一緒に修理に出して欲しい。ただ、修理窓口に持ち込まれた場合は担当者の判断でケースバイケースで対応することがあると思う。
常にDドライブとして認識されている。FDDのように電源を入れたまま交換可能。
RATOKのコントローラを採用しているので、128MBのメディアまで対応される予定。
最後に、このような場をつくっていただきました東芝の担当者様に感謝いたします。
それにしても、一時期は「開発中止か?」などと噂されたLibrettoシリーズが、今後とも継続されることが分かったのが個人的には本当にうれしかったりします。Libretto ff1100V
1999年10月27日には、マイナーチェンジ製品→Libretto ff1100Vが発表になっています。ff1100との変更点は以下の通りです。
感想&今後へ
本当に久しぶりのLibrettoシリーズとなったような感となったLibretto ffシリーズ。
いままでのLibrettoシリーズとは一線を画し、ビジネス用途ではなくコンシューマ、特にデジカメやmp3を強く意識し若手にアプローチするマシンになりました。
個人的には「欲しいです」。多分買います。
現状では、Librettoサイズに競合製品はありません。東芝には今後ともLibrettoシリーズに自信を持って開発を続けて欲しいものです。
LIBRETTERS.NETトップページに戻る