LibrettoとGPS

 Librettoの機動力と小ささを活かした、究極の活用法がこれでしょう。
 何とLibretto1台で(カー)ナビゲーションが実現できてしまうのです。天空を飛ぶ衛星を捕捉し、自分の位置を計算することによって、各種地図ソフトと連携し表示するものです。
 経路検索音声案内機能など、カーナビ製品同等の機能を持つ製品もあり、決して引けを取らないものとなっています。
 これを活用している方は既に多いかもしれませんが、紹介しようと思います。



  GPSとPCカーナビ

主要GPSアンテナ


 Navin'Youを使う

 今やナビゲーションソフトの定番となった感のある、→ソニー製のナビゲーションソフト、→Navin'Youです。
 既に言うまでもないと思いますが、専用のカーナビに匹敵する以下のような機能があります。

 このソフトは1997年に登場し、現在ではVer.5.5(2001EDITION)が市販されています。また、製品にはモバイルパック(GPSアンテナ付き:実売4万円程度)と、ホームパック(GPSアンテナ無し:実売1万円程度)の2種類のものがあります。
 アンテナをお持ちでない方でナビゲーションを実現したいのであれば、当然ながらモバイルパックが必要になりますが、ホームパックだけでも自宅で経路検索・ナビシミュレーション・そして交差点拡大図の印刷と、便利な機能が使用できます。

 地図データはナビ研仕様のCD-ROMで提供されます。関東・関西など各地域版(詳細な建物データまで収録)と日本全国版(製品付属)がありますが、通常のナビゲーションでは日本全国版のみで問題ありません。
 しかし、モバイル使用において別途CD-ROMドライブを接続するのは面倒かと思います。この問題を回避する策は2つあります。

 今回のV5.0ですがなんと言っても画面イメージがガラッと変わり操作性が著しく向上したことが最大のメリットです。以下のスクリーンショットはLibretto ffで取得したものです。

 特に、下方にバーが設置されて独自のインタフェースを提供しタスクバーが消えるようにした点は素晴らしいですね。元々はVAIO C1に適合するように開発したのでしょうが、Libretto ffでも非常に便利でカッコイイです。

 また、ルート検索からナビへの操作性の流れもスマートになりましたね。ルート検索は探索条件別に3つ表示される中から選ぶことができます。

 左はNavin'You V4.0で取得したスクリーンショットですが、高速道路ではこのような表示になります。

 ただ、メモリ使用量は増えていないものの、CPUパワーに対する要求は大きくなっているようです。Libretto ffでも少々緩慢かな? 2桁Librettoでは辛いでしょうね。ffかM3向きでしょう。

 また、Libretto ff1100/1050ユーザであれば、→uedaさんのツールを用いることでi.Shuttleから縮尺のアップダウンを行うことが出来て非常に便利です。


 今後への期待を込めて

 以上、説明したようにNavin'YouとGPSアンテナを用いれば本格的なカーナビを実現することができます。
 では本物のカーナビと比べての弱点はというと、何でしょうか。
 上にも書きましたが、再度。

  1. 自走データを取り込めないので(GPSによる測位のみ)GPSの誤差の影響をもろに受けたり、トンネル内では自車位置が動かなくなる
  2. FM多重(G-Pex)や電波ビーコンにより発信されるDGPS補正データが取れない。
    →誤差が補正できない
  3. FM多重情報・VICSによる渋滞情報が取れない
 ということです。これは、この「PCナビ」という分野が確立すれば開発も進むのではないかと思っていましたが、最近は新製品の登場も鈍くなっています。
 ニーズが少ない?それとも安全面の問題でしょうか。少々残念ですね。

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