MagnaRAM97の効果について

 Libretto20・30は最大で20MB、Libretto50〜70は最大で32MBと、2桁Librettoではメモリの最大実装量に難があります。この量ではWINDOWS95/98では決して多いメモリとは言えません。そこでソフトウェア的にメモリを増やしてしまう→Quarterdeck社のMagnaRAM97/98を導入して快適な操作を獲得しましょう。
Package

 起動時からWIN95はだまされる
SYSTEM INFORMATION
 Libretto30の「システムのプロパティ」です。何と!メモリサイズが24MBになっています。WINDOWS起動時から常駐してメモリサイズを拡張してくれているのです。この量の表示はLibretto30では、24〜28MB程を変動するようです、

Task Bar
 MagnaRAM97をインストールすると、システムトレイにアイコンが登場します。ここにマウスカーソルを合わせると、今のメモリ増加量やスワップ回避率・短縮時間がポップアップで表示されます。
 Librettoで1時間作業していると、大体7分位は短縮されるようです。もっとも、実際にそれだけ短縮されたかは疑問ですし、その人の環境には依りますが。

Magnaram ContorolPanel
 タスクバー上のアイコンをクリックすると、このようなウィンドウが開きます。
 ここから詳細を選べば、色々な情報が得られるわけです。

Memory
 メモリはこのように増えます。
 大体、メモリはベースが20MBの場合、24〜28MB位になるようです。

 また、システムモニターの項目も変更されます。

system monitor
 リアルタイムに圧縮の状況や総メモリを知りたいときは、こちらの方が便利でしょう。



 注意事項

 MagnaRAM97の効果を最大に発揮させるためには、以下のような注意が必要なようです。
 ◆ メモリは最大(Lib20,30なら20MB,50〜70なら32MB)まで増設する。
    メモリを圧縮する「賭け分」が少ないと効果を発揮できません。
    標準のメモリサイズでは殆ど効果を示さないでしょう。

 ◆ ハードディスクの空きを多めに取っておく
    スワップスペースが少ないと、パフォーマンスを悪化させます。

 ◆ スワップファイルの置くドライブは絶対に圧縮しない。
    圧縮してしまうと、かなりパフォーマンスを悪化させます。



 MagnaRAM98

 WINDOWS98発売に伴って、新バージョンMagnaRAM98が発売されています。
 従来の機能そのままに、WINDOWS98対応になって画面も洗練されています。

 アプリ起動のファイル読み順番を記録し、次回からの起動を高速化するSmartLoadという機能もあります。(私は使っていませんが)
 最近のLibrettoはやっとメモリ搭載量も増え、MagnaRAMの出番は減っているかもしれませんね。


 最後に

 実売価格は7千円位のようです(97年1月現在)。

 Librettoの場合、増設できるメモリには限りがあるので、かなり効果的ではないかと思います。
 しかし、Libretto20/30の20MBというサイズは、少し小さいのではないかと思います。もう少しあれば効果が大きいのですが………その点50の32MBというサイズは期待がもてます。

 肝心の効果ですが、一太郎7の起動(最初の入力文字が表示されるまで)で 50秒→37秒 位の短縮がありました。Superπの結果でも、一部の桁では大きな効果が表れました。
 各種ベンチマークソフトの実行の結果、メモリへのアクセス速度はおおよそ1〜2%減少しているようです。しかしWINDOWS95での場合は、アクセス速度の低下よりもスワップ減によるパフォーマンス向上の方が圧倒的に効果が大きいのです。

 スワップはおおよそ90%以上回避できるようです。ノートパソコンの場合、スワップの減少はパフォーマンスの向上だけではなく、ハードディスクへのアクセス低下に伴っての駆動時間の向上につながります。
 また、MagnaRAM97には32ビットアプリの起動を速くする「TurboLoad」という機能も搭載されています。

 是非導入されてはいかがでしょうか。


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